各自動記録機諸規定

ユニコン・システム諸規定

  • 平成11年12月21日制定
  • 平成13年12月24日改正

I. 連合会の責務

  1. 連合会において自動記録機(ユニコン・システム)を使用する場合、当該団体は以下の機器を常備しなくてはならない。また、各機器の点検は少なくとも5年に1回は実施し、不良機器に関しては完全に補修しなくてはならない。
    1. パーソナルコンピューター(以下P.C.と略)
    2. P.C.用プリンター
    3. クラブ用レースコンピューター
    4. クラブアンテナ
  2. 上記の機器、は連合会の責任者複数の管理責任の下にある。その操作は予め定めた係員が行い、他に定める係員の立ち会いの下で行う。上記の係員以外の者が操作をすることができない。また、レース参加者が1メートル以上それに接近することを禁止する。
  3. ユニコン・クラブ・システムは以下の機器から成る。
    1. クラブ用レースコンピューター
    2. クラブアンテナ
    3. 電子キー
    4. パソコン用ソフト・ウェアー
  4. クラブ用レースコンピューター・クラブアンテナ・電子キーには各々シリアルナンバーがあるので、当該団体はそれを明記し、保管しておくと共に必ずレース実施上部団体(地区連盟など)に申告しておかなければならない。クラブ・システムを複数使用する場合も同様である。
  5. 連合会責任者は、II.2.により会員から届け出のあったロフトアンテナの確認作業を行う。会員から提出された写真を現場で照合し、設置位置が規定に合致していることを確認し、取り外しの出来ないように鳩舎の一部に固定封印すること。また、確認後は写真の裏に確認年月日・署名あるいは押印の上、保管すること。

II. 会員の責務

  1. 自動記録機(ユニコン・システム)を連合会の会員が使用する場合、以下の機器を常備しなくてはならない。また、各機器は少なくても5年に1回は連合会責任者の点検を受け不良機器は完全に補修しなくてはならない。
    1. 個人用レースコンピューター
    2. メモリーボックス
    3. ロフトアンテナ(1台2羽用で複数の接続が可能)
    4. 電子リング
  2. メモリーボックスにはシリアルナンバーがある。連合会会員は、使用前にその開始年月日、シリアルナンバーを所属連合会に申告しておかなくてはならない。
    ロフトアンテナを設置する場合、台数、設置場所、設置年月日を所属連合会に写真を添えて届け出しなくてはならない。
    尚、変更のある場合、その旨速やかに届出をし、再度責任者の承認を得ること。それに違反した場合は、自動記録機でのレース記録はすべて無効とする。
  3. ロフトアンテナの設置場所は、通常、帰還鳩が外に出られない範囲で、また、帰還鳩を掌握可能な鳩舎内とし、帰還鳩が必ず通過するところとする。また、スピードトラップを使用している会員はその内側に設置することを義務づけられる。
  4. 電子リングにはシリアルナンバーが内蔵されている。連合会会員は自己が購入したリングのシリアルナンバーを連合会に申告しなくてはならない。(これはIII.1.のレース参加登録でなされる。)

III. レース参加登録

  1. レースシーズン前、自動記録機を使用する会員のいる連合会では、P.C.とクラブ用レースコンピュータを連結し、会員のレース参加予定鳩をP.C.に登録しなくてはならない。連合会は複数の責任者で参加予定鳩の電子リンクが装着されていることを確認の上、脚環番号と電子リングに内蔵されているシリアルナンバーを組み合わせる作業を行わなくてはならない。この作業には参加予定鳩の参加者は疎外して行うこと。
  2. 連合会員は、P.C.にレース参加資格登録した鳩のみを自動記録機を使ってレースに参加できる。もし、シーズン中に別の鳩を自動記録機を使ってレースに参加することを希望する場合、もしくは既に参加登録を済ませた鳩を電子リングに破損が生じたり不良品であることが判明した場合、連合会責任者に申し出て改めてレース参加資格登録することができる。
  3. 登録終了後、連合会の責任者は会員のレース参加登録鳩のリストを2部印刷し、当該責任者並びに会員が署名あるいは押印の上、1部は連合会が保管し、もう1部は当該会員に交付すること。
  4. 電子リングの装着に際しては、装着前は取り外し可能な私製環を付け、装着後は電子リングの上に氏名、電話番号を記入したテープあるいはそれに相当するものを巻きつけること。

IV. 持ち寄り(閉函規正)

  1. レース持ち寄りの際に、クラブ用レースコンピューターを使用する場合は、連合会の取り決めにより、予め規正を行うこと。
  2. 各レースへの参加登録はクラブアンテナとクラブ用レースコンピューターを接続し、参加鳩舎のメモリーボックスをクラブ用レースコンピューターに挿入することによってなされる。参加者の電子リングを装着した鳩の1羽目をクラブアンテナに近付けることにより、瞬時に、時間規正したクラブ用のレースコンピューターから参加鳩舎のメモリーボックスに参加鳩の登録がされるのと同時に、時間が読み取られメモリーボックスはレースモードとなり、これで閉函規正も行ったことになる。
  3. 鳩の登録は、係員が鳩番号を読み上げ、別の係員がクラブ用のレースコンピューターに表示される鳩番号・性別を確認し、一人の参加者の全ての鳩が登録した後、参加登録リストを2部印刷して、当該責任者と当該会員が署名あるいは押印の上、1部連合会で保管し、もう1部は当該会員に交付すること。
  4. 参加登録に際しては、参加鳩舎はその作業から疎外されていなくてはならない。
  5. 参加登録後、連合会責任者は取り決めにより10羽あるいは15羽単位で篭詰めし、厳重にしてコンテナまで運ぶこと。また、篭からコンテナに鳩を移すとき、連合会責任者は必ず篭の中の鳩をカウントし取り決め通りの羽数であることを確認すること。

V. レース結果審査(開函規正)

  1. レースコンピューターは、クオーツで1月にプラス・マイナス15秒の誤差が生じるものと想定し、これも連合会の取り決めにより、従来の開函規正の前に時報に合わせてクラブ用レースコンピューターの規正を行うこと。
  2. 審査はクラブ用レースコンピューターを規正した後、ゴム輪記録機の開函規正時刻より前から始めてもよい。連合会責任者は各鳩舎単独の成績を2部印刷し、当該責任者並びに当該会員の署名あるいは押印の上、1部は連合会で保管し、1部は当該会員に交付すること。
  3. 各会員が使用する自動記録機(メモリーボックス)とクラブ用レースコンピューターとの誤差は各鳩舎の帰還鳩記録時間が印刷されたとき明示されるので、連合会責任者はその誤差を修正の上、成績表を作成すること。
  4. ユニコン・システムによる記録時間は秒未満を繰り上げて読むこと。

VI. 特例

  1. ユニコン・システムでは、レースごとに各参加鳩の電子リングに書き込まれたシークレットナンバー(アルファベット及びアラビア数字の8行)がクラブ用レースコンピューター並びに各会員のメモリーボックスに記録照合されている。この機能により1台で同時に開催される5レースの参加鳩の帰還記録と識別ができ、審査の時に印刷されて出てくるようになっている。したがって、従来のように同日レースに複数の記録時計を用意する義務から免れられる。
  2. ユニコン・システムでの閉函・開函規正は、連合会の取り決めにより閉函規正は鳩の持ち寄り登録の際に、また、開函規正はゴム輪記録機の規正時刻より前から始めてもよい。いずれの場合も、クラブ用レースコンピューターに規正した後を行うこととし、ゴム輪記録機の規正のように各鳩舎が一斉に行うことを要しない。
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